Impella入れ替え(ECPELLA症例)

症例:今回、SCAからImpellaCPを挿入された患者が、ImpellaCPの使用期間の8日となったため、入れ替えが必要となった。右室unloadingのため、ECMOも入っている。


事前に調べておくこと

1. ECMO flowがどこまで上げられるか。
今回は、ECPELLAだったので、Impellaの流量停止している最中は、ECMO flowを上げることで対応。ECMO flowがどこまで上げられるのか、事前に確認が必要。今回は、脱血管の屈曲により、十分なflowが出せないことが事前に分かっていた。

2. 人工血管を外して付け替えるのか、人工血管の中枢側でクランプして人工血管ー人工血管吻合とするのかを確認。人工血管の中は血栓だらけになっている。

3. 人工血管側にA-lineが入っている場合は、どこで血圧を測定するかを相談


麻酔

全身麻酔をかける。

すぐにImpellaのflowを下げるので、ECMO flowだけでは足りないことは今回事前に分かっていたので、DOB↑, ミルリノン、ピトレシンにて自己心拍でのアウトプット↑および血圧維持に努めた。

Impella抜去のときは、左室長軸像で観察

Impella挿入時はまずガイドワイヤーが左室内で心尖部方向へ向いているか、MRが増えていないことを確認。

ピッグテールでも同様。

Impella挿入。深さを確認する。今回は、CPだった。吸入部先端と大動脈弁輪が3.5cmであることを確認。


トラブルシューティング

どうしてもflowが足りない時は、ECMOで低体温にすることができる。

ただし、Impella入れ替え中に左室ベントができない、出血が増えることから安易に行えることではない。


Impella詳細

日本アビオメッド(Impellaの会社)のImpellaラインナップ

Impella CP

ANESTH info

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